2010年10月24日日曜日

宗禅



西陣の宗禅さんへ行ってきました。


以前に一度お伺いしたのですが、今回は取材。

前回には聞けなかった、「おかき」「あられ」「せんべい」の興味深い話をいろいろ聞かせて頂きました。

最近は、大手企業がとにかく安く売る為に昔からの製法とは全く違う作り方で大量生産しているそうです。

そのため、最近では駄菓子の仲間としてとっても安いモノとしてイメージが変わってきたようです。

でも、本来はとても高貴なお菓子だったそうです。

ここ宗禅さんでは、大企業が数時間で作り上げる製品を昔からの伝統ある製法で数日かけて作っています。
(これが本来の作り方なのですが…ここから先は「和的生活ふゆ号」に詳しく書いています。お楽しみに。)




そうして見ると、もっと大切に食べようという気になりました。

さらに、チョット変わった食感の「わらび餅」。

その辺のグルメレポーターみたいに、美味い!だけでは表現出来ない食感と味。

いずれ、おもてなし企画としてお届け出来るかと思います。

2010年10月9日土曜日

茶畑

京都は宇治茶の産地、和束町へ行ってまいりました。


見事な眺めは、京都の景観地区にも指定されているそうです。
(見方によっては、パンチパーマみたいですが…)

ここは、全国的に有名な宇治茶の産地です。

1kgが10万円という卸値がつく宇治茶の産地です。

しかもこの茶畑は産地直送のため、問屋さんを通じないので全く100%ピュアな宇治茶ということです。(問屋さんを通じた場合は、いろいろブレンドされるため…)



ここで、「和的生活」が茶畑オーナーとなる事がまとまりました。

来年そうそうにも、「和的」ブランドの本当に美味しいお茶が出荷出来そうです。


で、お茶も美味しかったですが…

なんと、お茶を飲んだ後のこの茶葉の美味しい事!

5月に摘んだ新芽ならではの美味しさと言う事でした。

チョット醤油をかけて食べると…これはホントに驚きでした。

2010年10月4日月曜日

養蚕農家



群馬県の養蚕農家を訪ねてきました。



染めや織りの工場、作家の先生の工房などは、これまでに沢山お伺いしたのですが、着物の始まりである「養蚕農家」は今回が初めてでした。

一つ一つの繭はよく見るのですが、こんな風にして繭が作られているとは…。

静かに耳を澄ますと、カイコが糸を吐き繭が作られていく音が聞こえます。



その後、様々な行程を経て絹糸となるのです。



着物も色とか柄とかの前に、絹の大切さを多くの方に広めていく事が大切だと痛感した一日でした。