
大福茶の完成です。
大福茶は正月三が日の間に、一年の健康を願って飲まれたお茶。
「縁を結ぶ」「喜ぶ」の語呂にかけた結び昆布と
皺がよるまで長生きするようにと干し梅をお茶に入れて頂きます。

今から千年以上も昔、都に流行していた疫病を治める為に京都•六波羅密寺の僧、空也上人が振る舞ったことで、疫病が治まり、時の天皇も元旦に服されるようになったとか。
ありがたいお茶を年の初めに頂きながら家族や友人の幸福を祈ってみたいものです。
”和をまなび、京を味わい、京を楽しむ”和的生活通信の編集部から、取材ネタや和的なモノをご紹介させていただきます。 ときどき、私的なコトも…。